ウクライナ危機の家計への影響は?

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ロシアによるウクライナ侵攻は他人事でなく、ニュースを聞くたび胸が痛みます。多くのウクライナ人がこの侵攻により命を落とし、住む場所を追われ、日本に住む私たちには想像できない1日1日を過ごしています。まだ、この事態は長引くと予想され、世界全体で取り組むべき事態になっています。1日でも早く状況が好転することを切に祈る毎日です。

ここでは、日本に住む私たちに与えるウクライナ危機についてお伝えします。今回は、特に家計への影響についてお伝えします。

ウクライナ危機による値上げ商品

ウクライナ危機による値上げ商品で、特に大きな影響を与えるものは「小麦」です。

小麦は、ロシアやウクライナが世界有数の生産地であるため、小麦を輸入に頼っている私たち日本にも大きな影響を与えます。

小麦の値上げによって、麺類・パンは値上げされることになります。報道でご存知の方もいると思いますがセブンイレブンのサンドウィッチの値段が上昇しました。また、日清のカップラーメンも6月1日に値上がりするらしいです。

また、ロシアのウクライナ侵攻によって、石油・石炭・LNG(液化天然ガス)等に関わるエネルギーコストの上昇により、紙製品やプラスチック容器も値上がりします。紙製品だとティッシュトイレットペーパーおむつ不織布マスクなど値上がりするでしょう。また、プラスチック容器のコストアップのため、弁当プラスチック容器に入っている商品は値上がりすることが予想されます。

今後もインフレ(物価が上昇)が進む?

今後もインフレが続くことが予想されます。しかも、不況と物価上昇が同時に進行するスタグフレーションの状態になることも考えられます。コロナ禍により、日本経済も厳しい状況です。所得が増えないのに、モノの価値だけ継続的に上昇を続けるインフレがこのまま続くのであれば、私たち家計は厳しい状況になるでしょう。

インフレにおける家計の対策は?

インフレ時における家計の対策は、2点あります。

 1つ目は、所得を増やすこと。

 2つ目は、支出を減らすこと(見直すこと)

1つ目の「所得を増やすこと」は、すぐに所得を増やすことは現実的に不可能でしょう。また、所得を増やす方法も年齢や家族構成などにより違います。「パートの時間を増やす」ことが可能な主婦の方もいるでしょうし、無理な方もいると思います。なので、現実的な対策としては、2つ目の「支出を減らすこと(見直すこと)」です。

お時間があるときに、月の支出の確認をしてみてください。                   できれば3ヶ月〜6ヶ月分の支出の大きな内訳を確認してみましょう。もしかしたら、無駄な支出を減らすことが可能なものが見つかったり、支出の内容を見直すことにより、支出が改善される可能性があります。

見直しで一番効果が高い項目は、日々の出費を見直すより固定費の見直しがおススメです。固定費の見直しを薦める理由は、固定費は毎月基本料金や固定額が設定されている場合が多いためです。

具体的には、ネット代、携帯代、保険、電気・ガス代、サブスクなど見直してみてください。固定費の具体的な見直しについて、今後の記事でお伝えしていきます。

 

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